ありがちなネタに肉付けしてるうちに、以前没にした血縁ネタが合わさってこうなってしまいました。

 なお、風呂のシーンで語られる祐一が舞踏会に栞を参加させようとしてたってのは私の考察ミスではなく北川が勝手に深読みしすぎてるだけです。

 文中では看護師ではなく看護婦さんと表記してます。この方が温かみがあるし一発変換できますから。
 言葉狩りすりゃ男女差別が無くなるって訳じゃないのに、温かみがある言葉がなくなっていくのは悲しい事です。
 さて、現場の看護師さんはどう思っているのやら…。

 校正を依頼し、快諾してくださったエルラさん
(HP:スーパータイオン社):http://www.h4.dion.ne.jp/~tion/top.html
 の超大作、Kanon Trilogy
http://web.poporo.net/home/dreamproject/
 が大いに参考になりました。
 原作にて描かれた姿は本来の姿ではない。
 多くのSSで描かれる『まあ○○だから』で片付けられてしまう数々のお約束をあえてシリアスな解釈にする。
 ETC……というか、栞が暴走。エルラさんの元から出張し、侵食してきたようです。栞が怖すぎ。

『ねがぽじ(ファンディスク)』と『Air』、ならびに清水マリコ著の栞シナリオノベライズ版にて追加されたイベントの一節、他にも色々引用してます。
この場を借りて深くお礼申し上げます。

 ……純粋なギャグとかほのぼの系が書けない。どうしてもシリアス分が混入してしまう。
 初めはこの話、入れ替わりその物がメインでした。
 香里がエロ本の場所を聞き、元に戻ってから愚息が痛むという話だったんです。
 書きたかったのは、ねがぽじファンディスク『やり方を教えて』的なやり取りだけ……だったはずなんだが。
 いかにして入れ替わるか、王道である激突なら……ってことで一番そのきっかけになりそうなあゆが登場。以前没にしたネタを使用することになり、拙作『もう一つの可能性』と『まもるべきもの』の融合になりました。

 それにしても、前作『秘められた想い』といい今作といい……。
 原画のいたる氏に喧嘩を売るつもりはありません。ありませんってば。


2004.02/20
OLSON

t.kugai@d6.dion.ne.jp


〜おまけ、校正を快諾してくださったエルラさんの妄想〜

<妄想・ヤツバージョン>
か、かわいい。可愛すぎる。
そんな子が今俺のとなりで一緒にベッドに入っているのだ。
抱きたい。そりゃもう今すぐに。
だが……。
肝心の俺のご自慢のナニは美坂に取り上げられてしまっている。
モソモソと布団の中で体をよじる俺。
「大変ですねえ、男の人は。今ごろはお姉ちゃんも……」
そんな俺を見て栞ちゃんがクスクス笑う。
美坂さん、あなたの妹は黒いです。
去勢ってこういう感じなんだろうか……ふとそう思ってしまう俺だった。


>潤「自分の体でも思い出してりゃいいだろ……」
>頭痛を堪えながらどうにか返答した。
>美坂『そ、それはちょっと』
〜後日談〜
潤「そういや、結局誰をオカズにしたんだ? 尋常な回数じゃないぞあの疲労感は」
美坂「え……えっと……その」
何か壮絶に慌てる美坂。
その視線の先には机に突っ伏して幸せそうに眠っている水瀬の姿があった。
潤「お前……そういう趣味があったのか?」
美坂「し、仕方ないでしょう! 無理だ無理だって自分に言いきかせていたのに。アレは征服欲をかきたてる危険なモノなのよ!」
絶対嘘だ。
普段から水瀬をオカズにしていたに違いない。
男の体を手に入れたせいで余計に意識はしたのかもしれないが。
潤「ほう、じゃあお前の財布に入っていた水瀬の写真は何だったんだ?」
美坂「あ、あれは……」
言葉に詰まる美坂。
最初は親友だからかと思ったが、もっと下世話な目的だったようだ。
美坂「北川君、なんでもするから名雪にだけは黙ってて」
潤「どうしたもんだか……」
俺の恋のライバルは男ではなく女らしい。