【後書】
 このSSでどうしても伝えたかったことだけ簡潔に書いておきます。


・真琴EDにおける美汐の台詞『もしかしたらこの街の人間の半分は……』が実は大
 当たり。正確にはこの街の人間の半分以上は妖狐の血を多かれ少なかれ引いている
 ということに。
・あゆの台詞。『お母さんがいなくなった』が何故『死んだ』ではないのかの説明。
・困難と言われるちびあゆの真冬の木登りは野生の力によるもの
・真琴とあゆの髪の色の共通性の理由付け
・あゆの目が他キャラからはかけ離れた赤さをしている理由付け
・真琴のハッピーエンド(真琴が帰ってきたとする場合)の裏づけ。真琴は完全な術
 の条件を満たしていたのかもしれないし、あゆの真琴に対する潜在的な同族意識が
 何らかの作用をもたらした。
・舞の不思議な力も、ひょっとすればどこかの妖狐の血が川澄家に混ざっていて、舞
 は母の死を拍子に先祖がえりを起こした。
 と、考えてみるとKanon全体を括る一つの仮説になっていないでしょうか?
 どう感じるかはあとは皆さん次第ということで……



(2004年5月7日 追記)
 『Prelude Kanon』読んでいたたきありがとうございました。
 この物語を初めて出した第三回かのんSSこんぺの発表から約半年。
 その間に山女のお話はとんだ方向に流れ始めました。
 こんぺ当時では単独の物語で出すしかないという判断だったのですが、それから数ヵ月後にネタが浮かび、前後に加筆という形で拙作『Kanon Trilogy』への統合を果たしました。
 ある意味この『Prelude Kanon』は単独の物語でもありますが、『Kanon Trilogy』の一部でもあります。
 よければそちらでの山女の姿も見ていただけたら幸いです。
 そちらではよりKanonの世界で生きたキャラクターとしての印象が強くなっていると思います。



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