今日の最後の授業は担任の石橋だった。
だからそのままホームルームでさっさと帰れるはず……だった。
ところが、たまたま石橋が数日前に見た映画と今日の授業が被ってしまったために、興に乗った石橋が30分超過で話し続けたのだった。
映画のタイトルは『爆弾三勇士』。
どうせ話をしてくれるなら、『戦艦武蔵の最後』の方がよかった。
俺は上海事変(1次)にはそれほど興味がない。
祐一「
石橋の長話のせいで時間をとられた名雪は、授業が終わるやいなや部室にすっ飛んでいった。
俺は鞄を持って教室を出ようとした。
そのとき
北川「
北川に呼び止められた。
祐一「
北川「
北川が俺を指差しながらのたまった。
祐一「
北川「
北川「
ピシッ!(左ジャブ)
ドスッ!(右ストレート)
バキッ!(後ろ回し蹴り)スネークコンボ3HIT!
祐一「
北川「
祐一「
北川「
やはりこいつは馬鹿だ。
北川「
バキッ
北川「
俺のパンチを受けた北川は窓を突き破って、落下していった。
祐一「
ドタッ!
祐一「
香里「
落とすつもりはなかったため、俺は少しびくついていた。
下には植え込みもあるし、死ぬことはないとは思うが。
斎藤「
スライムA「
くさいにおいの会会長「
カトー「
教室のざわめきに混じって、聞きたくないような北川の惨状が聞こえてくる。
ところで、うちのクラスには斎藤以外まともな人間はいないのか?
(注)香里→大悪党、名雪→雪ん子(『名雪覚醒』をよろしく)
北川→馬鹿
ぴろ→かわいい・抱きしめたい・ぬいぐるみ欲しい
最後に意味不明なものが混じっていた気がするが、とりあえず不問に処す。
秋子「
祐一「
秋子「
祐一「
祐一「
秋子「
祐一「
心を読まれたようだ。
秋子「
それだけ言うと秋子さんは帰っていった。
廊下側の窓から飛び降りたような気もするが、きっと錯覚だ。
祐一「
相変わらず謎な人だった。
香里「
祐一「
香里「
祐一「
香里「
祐一「
俺はさりげなく言い回しを変えてみる。
香里「
何がどうなってるのやら。
北川「
げっ、何で生きてるんだ!?
祐一「
北川「
祐一「
北川「
香里「誰が野郎よ?」
無視だ。無視。
祐一「
北川「
北川「
北川「
祐一「
今俺はここに一つの答えを出した。
フ○ーザ対両○勘吉……北川の理論で行くとフリ○ザは両津●吉に負ける。
祐一「
北川「
祐一「
北川「
北川「
俺はそんな痴れ者みたいなことはやりたくない。
祐一「
北川「
北川「
北川「
北川「
祐一「
というか何故そんな変なところで恋愛をしなければならないんだ。
北川「
祐一「
さっきから『風の辿り着く場所』が流れているのもこいつのせいだろう。
祐一「
俺は去り際にもう一発股間を蹴り上げてやった。
まったく、主役なんてどうでもよかった。
俺の側にはあゆがいてくれるのだから。
北川「
来た。ついに俺の時代が来たのだ。
しかし、せっかく主役に返り咲いたのだ(嘘つけ!)。
とりあえず誰かを攻略しよう。
うむ、シナリオもないことだしそこにいる美坂なんかが手ごろだろう。
北川「
香里「
北川「
北川「
美坂は俺を見下すように笑った。
香里「
北川「
香里「
北川「
香里「
美坂はそれだけ言うと教室を出ていった。
なんてことだ、せっかく主役になったのに、いきなりふられちまったぜ。
まあ、よく考えれば、何もギャルゲーの主人公になることもないのだ。
俺はどちらかといえば学園ドラマの主人公の方が合っている。(そうか?)
よしっ、明日からこそ俺のサクセスストーリーを始めよう!
俺はそう自分に言い聞かせて教室を出た。
声「
校舎から出る前に俺は一人の女子生徒に声をかけられた。
いじめで心を閉ざした少女、天野美汐だった。
俺が明日からの学園ドラマでまず助けることになる女生徒だ。(マイ設定)
美汐「
北川「
こいつはあの極妻(香里)より礼儀をわきまえているらしい。
美汐「
北川「
美汐「
北川「
そんなの当たり前だろう。
美汐「
北川「
美汐「
美汐「
美汐「
美汐「
美汐「
北川「
俺は何も言えなかった。どうしてそんなことに気がつかなかったのだろう。
俺は……まだ脇役としてあがききってない。
脇役がどうしたっていうんだ。
俺達脇役のなかには倉田佐祐理という前例がいたじゃないか。
そんなことを忘れて、ただ形だけの主人公にこだわったなんて俺は馬鹿だった。
北川「
美汐「
北川「
俺は間違っていた。
脇役にだってやれることはあるじゃないか。
そして俺はこの夕暮れの校舎に誓った。
脇役として
北川「
声「
声2「
声3「
そこには3人の男達が立っていた。
クラスメイトの斎藤。
生徒会長の久瀬。
そして、担任の石橋だった。
ただならぬ雰囲気に俺はたじろぐ。
久瀬「
石橋「
久瀬「
それを言ったのは相沢だ。
斎藤「
北川「
斎藤「
久瀬「
石橋「
石橋「
逃げようとしたが、俺は3人に取り押さえられた。
斎藤「
久瀬「
久瀬が鞄から何かを取り出す。
久瀬「
『宦官』
北川「
久瀬「
北川「
なんてものを置いてるんだこの学校の図書館は……。
久瀬「
『拷問術大典』
(柏木千鶴著 鶴来屋出版)
久瀬「
外道生徒会長め、家ではそんなことやってたのか。
斎藤「
久瀬「
美坂あああああ! いなくなっても俺に害をなすのか!?
俺はこのあとカオナシ逆恨みトリオから地獄の責め苦を受け、最後に27個に解体された挙句、
腕立て伏せ1000回を強制された。
そして次の日
名雪「
祐一「
名雪「
祐一「
名雪「
名雪は心配ないねと言うように笑った。
なるほど北川が死んでくれてるおかげで平穏な日々が戻ってきたようだ。
(注)北川が美汐に諭されたからです。
出来れば永久にKANONの世界から欠番していてもらいたいものだ。
香里「
祐一「
香里「
な、何いいいい!
祐一「
祐一「
い、嫌過ぎる。
さらにたちの悪いことに
これが俺の初夢だった。
(言い訳)
二次創作やっていた中で最大の汚点です。
もう何も言いません、ていうか言えません、これに関しては。
こういうのを書くと読者を怒らせるという反面教師にして下さい(汗)
そういえば、この頃ってジャムネタ・ジャムオチがまだまだ盛んだったなあ……。
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