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「…ところで、この突起は何なんだ?」
「…とっき?」
 不思議そうに首を傾げている。
「とっきって、なに?」
 俺の言っていることが分からないというふうに、顔に『?』を浮かべる。
「股間についてるだろ?」
「こかん…? …あ、ホントだっ」
 無邪気に顔をほころばせる。
「おちんちんがあるよ〜。可愛いおちんちん〜」
 …やっぱり変な奴だ。
「で、何なんだこれは?」
 小学生サイズの皮があまり気味の突起を手で掴んでみる。
 ぶよぶよとした、暖かい感触。
 どうやら肉芽があるべき部分にくっついているらしい。
「おちんちんだよ。最近、はやりなんだよ」
「…変な物がはやってるんだな」
 まぁ、流行なんてそんなものかもしれない。