基本ルールのとおり、緑葡萄伝は、カードで相手にダメージを与え、相手のHPをゼロにすることを目指すゲームです。
ダメージを左右する第一のポイントは、カードの数字です。
カードの左上の数字は攻撃値を表し、カードの右下の数字は防御値を表します。
左上の数字が大きければ、相手に与えるダメージが大きくなり、右下の数字が大きければ、相手から受けるダメージが小さくなります。
数字は「1」がもっとも小さく、「☆」が最大です。
つまりあなたのカードの攻撃値が「☆」で、相手のカードの防御値が「1」という状況なら、最大ダメージが期待できます。
ただし、先攻が取れるのは、防御値が小さいほうです。
また、「休」カードの場合は、左上の数字は攻撃力ではなく、気力の回復量を示します。
ダメージを左右する第二のポイントは、BP(戦闘力)です。
キャラの攻撃力と防御力は、そのキャラのBPに比例しますので、たとえカードの数字が互角でも、BPが高いほうが、より多くのダメージを相手に与えることができます。
BPが高い人と、BPが低い人が単純な殴り合いをすれば、BPが高い人が圧倒的に有利となるわけです。
ただし、多くの場合、BPの低いキャラは、特殊な能力や強力な必殺技を備えていますので、BPだけが強さの指標となるわけではありません。
次はカードの種類についてです。
カードには
「拳」
「蹴」
「武」
「奇」
「必」
「休」
の6種類があり、このうち最も基本的な攻撃手段として用いるのが
「拳」
「蹴」
「武」
「奇」
の4種類です。
これら4種類のカードは、基本的にどれを出してもかまいませんが、自分の流派と一致するカードを出せば攻撃が2回ヒットする、ということを憶えておいてください。
この2ヒット目のダメージは、相手のBPに左右されませんので、どんな相手にも一定のダメージが期待できます。
そして「必」カードは、気力を消費して強力な必殺技を繰り出します。
必殺技の効果はキャラにより様々ですが、基本的に強力な技であればあるほど多くの気力を消費します。
消費した気力は「休」カードで回復することができます。
また、「休」カードは、いわゆる防御コマンドでもあり、相手からのダメージを僅かに軽減する効果もあります。
最後に、『チェンジ(交代)』と『アシスト』についてです。
緑葡萄伝の試合は基本的に3対3のチーム戦です。
そして戦っているキャラは、いつでも他の仲間と交代させることができます。
HPが少なくなったキャラを下げて、仲間の回復が出来るキャラを前に出す…
相手のパラメータをダウンさせた上で、攻撃力の高いキャラと交代する…
など、その使い方は様々です。
もちろん交代を一切使わず、純粋な勝ち抜き戦として楽しむのもアリだと思います。
そしてもうひとつの重要なチームワーク要素がアシストです。
アシストとは、気力を消費せずに発動できる特殊能力のことで、回数制限はあるものの、仲間が持っているアシスト能力は、1ターンに何度でも使用することができます。
また、自分自身をアシストすることも可能です。
残アシスト回数は「休」カードを使うことで回復できますが、回復できるのは自分自身のアシスト回数だけです。
仲間のアシスト回数を回復させたい場合は、その仲間と交代した上で「休」カードを使用する必要があります。
また、同じ種類のカードが5枚そろったときのみ、『フュージョン』というアシストが使用可能になります。
フュージョンを使うと、5枚のカードを融合させ、攻撃値・防御値ともに☆のカードを作り出すことができます。
以上が、このゲームのルール説明となります。