押さえておきたい基本事項


 テキトーに思いついた順に挙げていこうかと。後から項目増えるかも。
 割と初心者向け。
 個人的に特に大事だと思う項目は赤色で。ほとんど赤だけど。
 これらは一般的なブックに関することなので、特殊なブックなどについては当てはまるとは限らない。



■ テストプレーは必ずする
 当たり前のことだが、テストプレーは必ず念入りにしておく。特にエラーは絶対に出ないようにしておくこと。最低でもスキップで最後まで実行はしておく。
 環境の違いによってはエラーが発生する可能性もあるため、出来るだけそれも考慮する。
 誤字脱字等は見落としやすく、何度テストしても残る時は残る。それでも、できる限り減らすよう努力する。


■ 半角/全角は揃える
 英数字や記号等は、半角文字を使われていることがあるが、DNMLでは全て全角で揃えるのが慣例。しかし、全文が英文などならば、半角で揃えた方がよいと思われる。
 因みに、DNML以外では全角英数字は嫌われやすいので注意。


■ 演出等の表現は基本的に原作準拠
 一度に表示できる人物数、テキストの表示方法、等は基本的に原作に準拠したものとする。
 人物数について例を挙げると、KanonやCLANNAD等は最大で1人、ToHeartやAir等は最大2人、痕は通常2人までだが食卓と亡霊は例外、アトラク=ナクアは最大1人で表示位置は右寄せ、など。


■ ウインドウタイプのブックのクリック待ちはPのみ
 Wによるクリック待ちが希に使われるが、原則的にPのみとされている。
 ウインドウタイプのゲームはW,BRとPのクリック待ちアイコンが区別されていない。そのため、改ページするかしないかを明確にするため、Pのみを使う。
 というのは、綾香のDNML講座の内容。ご託抜きならば、単に原作準拠。


■ 画像の切り替えはクリック待ちの直後のみ
 テキスト表示中に画像を切り替えない、と読み替えてもよい。
 これは、非常に読みづらくなるため、必ず避ける。
 また、KICKタグ等もなるべく避けるようにした方がよい。こちらは必ずというわけではないが。


■ 感嘆符や疑問符の後は全角スペース
 感嘆符や疑問符の後にはスペースを入れる。文法作法とかそういう話ではなく、単純に読みやすさの問題。
 また、半角スペースが使われていることがあるが、全角スペースを使用する。2行以上のページでは文字位置がずれてしまうため。


■ 背景を変更する時は人物退場
 理由を説明する必要はないと思われるので、省略。わからないならば、綾香のDNML講座を。
 但し、アトラク=ナクアはこれに当てはまらない。背景と人物が完全に独立しているため。


■ 会話文にはインデント
 主にウインドウタイプのブック対象。
 会話文には、次のようにINDENTタグを記述する。ごく希に抜けているブックがある。

名前「<INDENT>文章~~~~~~~~~~~~」</INDENT><P>

 INDENTタグを入れた後は、必ず表示の確認をすること。疑問符や感嘆符がある行の最後に出現した場合、次の行頭にスペースが入ることになる。このような場合は、個別に対処する必要がある。


■ 改行位置に注意
 DNMLは禁則処理が不十分であるため、2行目以降の行頭が記号やカギ括弧などになることがよくある。みっともないので、可能な限り対処した方がよい。
 また、文節や単語の切れ目で改行されるように調整できれば、なお良い。
 Keyは原作がこの辺りの事がいい加減なので、あまり気にする必要はないかもしれないが……やっぱりみっともないので。


■ ウェイトを使いすぎない
 ウェイトは基本的に読む手を止めさせるものであるので、いらないところで使いすぎると、読む側にしてみると非常に鬱陶しい。そのため、使いすぎないようにする必要がある。
 また、あまり関係ないが、ウェイトを取るタグはWである。初心者はTIMERを使うことが希にあるが、これは間違いである。


Return