ロックマン6　ボスのダメージテーブル等

ボスのダメージテーブル等についてのまとめです。

8ボス

　8ボスはボス番号依存でダメージテーブルを参照する。
　ロックバスターおよびラッシュアダプタ装備時の攻撃(武器属性が$1X)の場合は、武器攻撃力がダメージ値となり、ダメージテーブルは参照しない。
　ただし、チャージパンチはノックバック処理となり、そちらで個別にダメージ処理を行う。

バンク番号：$31
ダメージ処理：$997D-$9A34 ($6398D-$63A44)
ボス番号ごとのダメージテーブルアドレス(low)：$9A35 ($63A45)
ボス番号ごとのダメージテーブルアドレス(high)：$9A3D ($63A4D)
ダメージテーブル全体：$9A45-$9AC4 ($63A55-$63AD4)

ボス番号
　$00：ブリザードマン
　$01：ウインドマン
　$02：プラントマン
　$03：フレイムマン
　$04：ヤマトマン
　$05：トマホークマン
　$06：ナイトマン
　$07：ケンタウロスマン

武器番号(武器属性を4回右シフトした値)
　$05：ヤマトスピア
　$06：ウインドストーム
　$07：ブリザードアタック
　$08：フレイムブラスト
　$09：プラントバリア
　$0A：ナイトクラッシャー
　$0B：シルバートマホーク
　$0C：ケンタウロスフラッシュ
　$0D：ビート

$99C1 ($639D1)：ノックバック処理が発生する武器属性(通常はチャージパンチ)
$9AF6 ($63B06)：ノックバック攻撃時のダメージ値(ダメージテーブルは参照しない)
$9AD6-9B7F ($63AE6-$63B8F)：ノックバック処理
$9B80-9B81 ($63B90-$63B91)：ノックバック時のX方向速度(high)
$9B92-9B99 ($63BA2-$63BA9)：ノックバック後の戻りアドレス(low)
$9B9A-9BA1 ($63BAA-$63BB1)：ノックバック後の戻りアドレス(high)

後半ボス

　後半ボスはステージ番号依存でダメージテーブルを参照する。
　ロックバスターおよびラッシュアダプタ装備時の攻撃(武器属性が$1X)の場合は、武器攻撃力がダメージ値となり、ダメージテーブルは参照しない。

　ただし、ラウンダーIIはこの処理を使用していないため、ダメージテーブルは参照せず、武器攻撃力がそのままダメージ値となる。

　また、ガマーン＆ガマ太夫も後半ボスと同じ処理を用いており、後半ステージ(Mr.Xステージ以降)に登場させると、そのステージ番号に応じたダメージテーブルが参照されることになる。
　前半ステージ(8ボスステージ)で用いる場合は、武器攻撃力がそのままダメージ値となる。

バンク番号：$3F
ダメージ処理：$EF64-$EFE3 ($7EF74-$7EFF3)
ダメージテーブル全体：$EFE4-$F053 ($7EFF4-$7F063)

　武器番号$0Eと$0Fのテーブル領域は確保されていない。
　武器番号$00～$04のテーブル領域は存在するが、おそらく未使用。

特殊耐性雑魚

　一部の雑魚は特殊な耐性を持つ。
　サブルーチン$EAB7を使用するダメージ処理において、この特殊耐性用のテーブルを参照する。
　特殊耐性テーブルは3種類のみ存在し、$EAB7呼び出し時のAレジスタの値により参照するテーブル行が変わる。

　特殊武器の攻撃力を変更している場合、こちらも併せて変更しておかないとダメージ値に齟齬が生じる。

バンク番号：$3F
ダメージ処理：$EAB7-$EB39 ($7EAC7-$7EB49)
ダメージテーブルアドレス(low)：$EB40 ($7EB50)
ダメージテーブルアドレス(high)：$$B43 ($7EB53)
ダメージテーブル全体：$EB46-$EB75 ($7EB56-$7EB85)

テーブル種類
$00：サイバーガビョール
$01：アウアウ・カーリンガー
$02：ファイヤーテリー・ファイヤーボーイ

　テーブル種類$00の場合はサイバーガビョール用の処理が行われているため、他のオブジェクトで使用する場合はプログラムの調整が必要。

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